『幸せいっぱい』と言う病気
エボラ出血熱が深刻な事態になっています、
また、最近国内でもテング熱の発症が報告されています。
テング熱の治療法は点滴や静脈注射が有効とされているようですが、
エボラ出血熱の治療法は未だ確立されていないため、
感染の拡大が懸念されています。
できれば生涯、病気とは無縁でいたいものですが、
なかなか、そうもいかないようです。
その病気のなかで『幸せいっぱい』という病気があります。
正式な病名は『多幸症』と言うそうです。
名まえだけ聞くと、かかってみたいような気もしますが、
実際は幸せではないのに、
身のまわりがすべて思うように運び、
自分はこの上なく幸せだと思い込み、
心が現実離れした状態をいうのだそうです。
原因は、加齢やアルコール中毒などで脳が委縮して
引き起こされる症状と考えられています。
また特定の薬物の副作用でも発症するそうです。
自分が幸せだと思っているのなら、いいんじゃない
とも思えなくもありませんが、
状況を正しく把握できないとなると、
やはり病気と言わざるを得ません。
それにしても、世の中変わった名前の病気があるものですね。