原発再稼働が どーした!


  
ちょっと前のニュースですが、


高浜原発再稼働差止の判決がでたそうですね。


関西電力や政府のオエライサン達は


新安全基準の事実誤認がどーたら、


全交流電源喪失時にはこーたら、と


ムズカシイ言葉を駆使して「承服できない」とノタマッタ。



ちょっと待って下さいよ、


もっとシンプルに考えてはどうでしょうかね。


福島の原発は事故後四年経っても、ブっ壊れたまんまなんです。


修理が終わっていないどころか、


修理の方法さえも解っていないんですね。


スクラップにすることさえもできないんです。


その間にも処理できない汚染水は


1日300トンも溜まっていくばかり。




壊れた時に修理のできない製品を売る企業なんてありますか?



車のセールスマンがあなたのところへ来て、


『この車は走行中にブレーキが故障しても


修理の方法がわからないんですが、燃費も乗り心地も優れていますし、


馬力もありますんで買って下さいヨ』


普通の人ならば、


『おまえ、気でも違ったか』


と言いますよね。


電力会社や政府のオエライさん達は


これと同じことを言っているんでしょう?


再稼働するとか、しないとかのオハナシは


福島原発の修理が終わり、


その跡地で遊ぶ子供たちの声が聞こえるようになってからでも


決して遅くはないと思うのですが。



つまり、今回の判決は、


ごくあたりまえのことで、


ニュースになるような話題ではないんではないでしょうかねェ?



ひとつ心配なのは、


“当たり前の判決”を示した裁判官に


“当たり前でない”圧力がかかりませんように。