☆粋な芸者の恋まじない☆

  



 職業柄ってぇんでしょうか、

恋の数は多けれど、本当に思う人と添い遂げることは

多くはなかったと言われるのが、かつての芸者さん



携帯電話もない昔のこと。


思いを寄せる人に逢いたくなったときに、

芸者さんが用いた、いくつかの“おまじない”がありました。
  



1 いとしいひとの写真を胸に抱き、

  寝るまえに心を集中して、次の言葉を唱えます。


  「白妙(しらたえ)の袖折りかえし恋うれば」

  もしくは、


  「いものおかたの夢にし見ゆる」


  すると翌日には必ず“待ち人来る




2 巻紙を三尺(およそ90㎝)に切ります、

  そして、真ん中に『心』の一文字を書き、

  自分の名前、在所は書かずに相手に送ります。


  ただし、このことは絶対他人に喋ってはいけません!

  
  その手紙を出した夜は、ひたすら相手を思いながら寝る。

  すると、近日中に必ずそのひとはやってくる。




3 まず自分の人差し指と中指を出します、

  そして、誰でもよいですから、

  ほかの人にどちらかの指を選んでもらいます。


  その人が選んだ指と、


  自分の念じているほうの指が一緒だったら、

  恋しいひとは必ずやってきます。





4 他人同士が話し合っているのを、

  そ知らぬふりで聞いていて、ふたりの会話が途切れたときに、

  すかさず願い事をすると、必ず成就する。




実際に芸者さんのあいだで、


昭和の初期まで流行っていたそうです。




 現代では“おまじない”は

なくなってしまったんでしょうか?


イヤイヤ、平成の御世でも結構残っていますよね。


そのなかで“素敵な恋にめぐり会えるオマジナイ”

というのを見つけました(専ら女性向きだそうですよ)



満月の晩に

ワイン(できればロゼがGood)とワイングラスを用意します。

ワインをグラスに注ぎ、


そして「素敵な人とめぐり会えますように」と

声に出して唱えたあとで、ワインを飲み干します。


すると、あ〜ら不思議!


たちまち素敵な相手が現われて、Falling Love!



ならば満月といわず、半月だろうが三日月だろうが、

月夜の晩ごとにワインを飲み続けて

アルコール依存症になっちまったとか。



※このオマジナイで相手が見つからなかったといって、

 私のせいにしてはいけません。


その時は鏡を覗いてみましょう、

なにか答えがみつかるかも知れません☆〇♪〒∮√∞