☆メールが苦手です☆
と言うより、恐いと言った方がいいのかも知れません。
メールの文章、とりわけ活字はウソをつけます。
それを見破るのは至難のワザです。
また行間の意を悪意にとる人もいます。
「あなたが嫌いになりました」
メールの活字ならば、文字通りでしょうか。
これが手書きの文だとしたら、
文字の乱れ、あるいは、
便箋に涙の落ちた跡でもあれば、
“何か”を感じるでしょう。
逢ったうえでの、
「あなたが嫌いになりました」ならば、
言葉の抑揚、表情、所作から、
より多くの尋常ならざる“何か”を容易に感じ取れます。
文字そのものには表情がありません。
その最終的な意味の決定は、
受け手の価値観に委ねられています。
しかし、矛盾した話ですが、
活字になった文章から、
書いた人の心情やひととなりを
読みとることができるのも、また事実だと思います。
感動さえ受けることもあります。
ただし、豊かな感性や、人の心を慮る優しさがあれば…。