北海道のバイクツーリング→なかよしライダーズ


 オートバイとは本来孤独なモノ、或いはそれを楽しむ乗り物なのかもしれません。

でもたまにはみんなでワイワイ楽しくやるのもいいべさ、というわけでできたのが

ツーリングクラブ【なかよしライダーズ】なのです。


特別な会則はありません、『原則として男は30才以上、

女性はなんぼ若くても(若いほうが)良い』の条件を満たしていれば

人種、国籍、収入の多寡、学生時代の成績、イケメン、ブスなど容姿を問われることはありません。


ただし、女性でべっぴんの方は会費の一割が免除されるという特典があります。

メンバーは会社員、公務員、自営業、OL,主婦、市会議員、警察官、

そして特別顧問は噺家柳家小三治師匠と多士済々。

小三治師匠来道の折は当地で寄席を開いたりもします。

オートバイが好きで、旅が好きで、食べることが好きで、温泉と酒が好きな人達です。

そして一番素敵なのは集まった時の皆の笑顔、そう人間が一番好きなんです。

でも顔を合わせた時の話はといえば、以外とオートバイの話は少ないのです。

酒はどこの何が旨いとか、あの店の料理は調理人が替わってから味が落ちたとか、

特に食べ物にはウルサイのです(食事中、ただやかましいとの声もありますが)

はては、政治、経済、歴史、国際問題にまで無節操にひろがってゆきます。


みんなの夢は七十、八十になってもオートバイに乗っていること。

夢をなくした人生なんて、羽をとられた鳥のようなもの。

ただ、鳴いて生きるなんて寂しすぎると思いませんか。

【なかよしライダーズ】は永遠に不滅なんだも〜ん。