働きもせず、酒ばかり飲んでいる亭主がいた。女房は内職をし、足りないときは自分の着物や家財道具を売っては亭主に酒を買ってきた。とうとう、売るものも無くなり、女房は自分の髪の毛を売って、一升の酒を亭主に差し出した。 「ごめんよ、おまえさん、これ…
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